39PM103|第39回 管理栄養士国家試験 過去問
栄養教育論第39回午後・問98〜110
K 社では、社員の多くが食塩を過剰に摂取しており、健康への関心が薄い。そこで、社員食堂で減塩を目指し、ナッジを活用した取組を実施することにした。効果が見込める取組内容として、最も適切なのはどれか。1つ選べ。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
ナッジを活用した減塩の取組はどれかを問う問題です。対象は食塩過剰摂取が多く健康への関心が薄いK社の社員です。
解説
ナッジとは、強制や大きな負担なく、選択の場面をそっと工夫して望ましい行動へ自然に誘導する手法です。
情報提供や禁止は関心の薄い層には効きにくく、魅力的な見せ方で自然に選ばせる工夫がナッジらしい取組です。
選択肢の確認
1.社員の食塩摂取状況を、社員食堂の入口でデジタルサイネージに表示する。
最も適切とはいえない。情報提供が中心で、関心の薄い層は目を留めにくく、行動変容につながりにくいです。
2.全てのメニューの食塩相当量を、社員食堂の食券販売機に掲示する。
最も適切とはいえない。これも情報提供で、関心が薄いと活用されにくいです。
3.食塩を多く含むメニューを、提供しないようにする。
最も適切とはいえない。選択肢を奪う強制的な方法で、そっと誘導するナッジとは異なります。
4.減塩をアピールせずに、減塩メニューに魅力的な名称をつけて販売する。
最も適切である。減塩と気づかせずに魅力的な名前で自然に選んでもらう工夫で、関心の薄い層にも効果が見込めるナッジの好例です。
覚えるポイント
- ナッジ=強制せず、自然に良い選択へ誘導。
- 情報掲示だけでは関心の薄い層に届きにくい。
- 禁止・排除は選択の自由を奪うため不適。