39AM40|第39回 管理栄養士国家試験 過去問
人体の構造と機能及び疾病の成り立ち第39回午前・問17〜42
血液疾患に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
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正解: 5
正答
5
この問題のポイント
各種貧血と血友病、ITPの検査所見を問う問題です。
解説
特発性血小板減少性紫斑病(現在は免疫性血小板減少症ともいう、ITP)は、血小板に対する自己抗体などにより血小板の破壊が進み、産生も障害される病気です。抗血小板抗体が認められることがありますが、陰性でもITPは否定できません。
鉄欠乏性貧血では貯蔵鉄が減り血清フェリチンは低下します。
再生不良性貧血では骨髄が低形成になります。
溶血性貧血では骨髄が代償的に働き網赤血球は増加します。
血友病Aは第Ⅷ因子の異常で、第Ⅸ因子の異常は血友病Bです。
選択肢の確認
1.鉄欠乏性貧血では、血清フェリチン値が上昇する。
誤り。貯蔵鉄減少で血清フェリチンは低下します。
2.再生不良性貧血では、骨髄の過形成がみられる。
誤り。再生不良性貧血では骨髄は低形成です。
3.溶血性貧血では、血中の網赤血球が減少する。
誤り。代償的に網赤血球は増加します。
4.血友病A は、第Ⅸ因子の異常である。
誤り。血友病Aは第Ⅷ因子の異常です(第Ⅸは血友病B)。
5.特発性血小板減少性紫斑病(ITP)では、抗血小板抗体が認められる。
最も適当。ITPでは抗血小板抗体が認められることがあります。ただし検出感度には限界があり、抗体陰性だけでITPを除外することはできません。
覚えるポイント
- ITPは抗血小板抗体で血小板減少。
- 鉄欠乏性貧血でフェリチン低下、溶血性貧血で網赤血球増加。
- 血友病Aは第Ⅷ因子、血友病Bは第Ⅸ因子の異常。