39AM38第39回 管理栄養士国家試験 過去問

人体の構造と機能及び疾病の成り立ち第39回午前・問17〜42

妊娠糖尿病に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。

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正解: 4

正答

4

この問題のポイント

妊娠糖尿病の診断法・時期・予後・治療を問う問題です。

解説

妊娠糖尿病は妊娠中に初めて発見された、糖尿病と診断されない程度の耐糖能異常です。
妊娠糖尿病の既往は、将来の2型糖尿病発症のリスクとなります。
診断は75g経口ブドウ糖負荷試験で行います。明らかな糖尿病レベル(空腹時血糖150mg/dLやHbA1c6.5%)は妊娠中の明らかな糖尿病であり、妊娠糖尿病とは区別されます。
妊娠後期は胎盤ホルモンの影響でインスリン抵抗性が増し、耐糖能はむしろ悪化します。
治療は食事療法とインスリンが基本で、経口血糖降下薬は原則使用しません。

選択肢の確認

1.50 g 経口ブドウ糖負荷試験で診断する。
誤り。診断は75g経口ブドウ糖負荷試験で行います。

2.空腹時血糖値150 mg/dL でHbA1c 6.5%の場合、妊娠糖尿病と診断できる。
誤り。この値は明らかな糖尿病レベルで、妊娠糖尿病とは区別されます。

3.妊娠20 週以降には、耐糖能は改善する。
誤り。妊娠後期はインスリン抵抗性が増し耐糖能は悪化します。

4.将来の2型糖尿病発症リスクである。
最も適当。妊娠糖尿病の既往は将来の2型糖尿病のリスクです。

5.経口血糖降下薬を使用する。
誤り。治療は食事療法とインスリンが基本です。

覚えるポイント

  • 妊娠糖尿病は75gOGTTで診断。
  • 妊娠後期はインスリン抵抗性増大。
  • 将来の2型糖尿病リスク、治療はインスリンが基本。

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