38PM148|第38回 管理栄養士国家試験 過去問
残差法により総エネルギー調整ビタミンC 摂取量を求めるため、集団におけるビタミンC 摂取量と総エネルギー摂取量から回帰直線を作成した(図)。A ~E さんのうち、総エネルギー調整ビタミンC 摂取量が最も多い者である。 最も適当なのはどれか。1 つ選べ。 図の内容 横軸は総エネルギー摂取量(kcal/日)、縦軸はビタミンC摂取量(mg/日)。集団平均は1,700 kcal、70 mgで、右上がりの回帰直線が引かれている。各点は、Aさん=約1,150 kcal・30 mg、Bさん=約1,300 kcal・68 mg、Cさん=約1,780 kcal・85 mg、Dさん=約1,850 kcal・63 mg、Eさん=約2,250 kcal・100 mg。Bさんの点が回帰直線より上方向に最も大きく離れている。

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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
残差法による総エネルギー調整ビタミンC摂取量が最も多い人を、回帰直線からの残差で判断する問題です。
解説
残差法では、ビタミンC摂取量を総エネルギー摂取量で回帰した直線を基準にします。調整後の摂取量が多いとは、回帰直線から上に最も離れている(正の残差が最も大きい)ことを意味します。同じエネルギー量に対して実測のビタミンCが予測より多い人です。
図ではBさんの点が回帰直線から上方向に最も離れています。したがって、Bさんの正の残差が最大で、総エネルギー調整ビタミンC摂取量が最も多いと判断します。
図で見るポイント
点の高さそのものではなく、同じ横軸位置での回帰直線との差を縦方向に見ます。直線より上なら正の残差、下なら負の残差です。
選択肢の確認
1.A さん
適当でない。回帰直線からの上方向の残差が最大ではありません。
2.B さん
最も適当。回帰直線より上に最も大きく離れており、総エネルギー調整後のビタミンC摂取量が最も多いです。
3.C さん
適当でない。残差が最大ではありません。
4.D さん
適当でない。回帰直線付近または下方にあり、調整後の摂取量が最多ではありません。
5.E さん
適当でない。正の残差が最大ではありません。
覚えるポイント
- 残差法=栄養素を総エネルギーで回帰した直線からのずれ。
- 直線より上に大きく離れる=調整後摂取量が多い。
- エネルギーの影響を除いて栄養素摂取量を比較できる。