37PM159|第37回 管理栄養士国家試験 過去問
給食経営管理論第37回午後・問153〜170
K 社員食堂における月間の売上高は400 万円、固定費160 万円、変動費200 万円である。損益分岐点売上高(万円)として、最も適当なのはどれか。1 つ選べ。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
売上高・固定費・変動費から損益分岐点売上高を計算する問題です。
解説
損益分岐点売上高は、利益がちょうどゼロになる売上高で、次の式で求めます。
公式:損益分岐点売上高 = 固定費 ÷(1 − 変動費率)
変動費率 = 変動費 ÷ 売上高
手順どおり計算します。
1)変動費率 = 200万円 ÷ 400万円 = 0.5
2)1 − 変動費率 = 1 − 0.5 = 0.5(これが限界利益率)
3)損益分岐点売上高 = 160万円 ÷ 0.5 = 320万円
検算:売上320万円のとき、変動費は320 × 0.5 = 160万円。限界利益は320 − 160 = 160万円で固定費160万円とちょうど等しく、利益はゼロ。よって320万円が損益分岐点です。
選択肢の確認
1.180
最も適当とはいえない。固定費160万円に近い値ですが、固定費を限界利益率で割る計算をしていません。
2.200
最も適当とはいえない。変動費の額をそのまま答えた値で、損益分岐点の計算になっていません。
3.240
最も適当とはいえない。固定費と変動費の関係を誤って計算した値です。160 ÷ 0.5 = 320が正しい計算です。
4.320
最も適当である。160万円 ÷(1 − 200/400)= 160 ÷ 0.5 = 320万円です。
5.360
最も適当とはいえない。固定費+変動費(160 + 200 = 360)を答えた値です。総費用の合計は損益分岐点売上高とは一致しません。
覚えるポイント
- 損益分岐点売上高 = 固定費 ÷(1 − 変動費率)
- 変動費率 = 変動費 ÷ 売上高、(1 − 変動費率)= 限界利益率
- 損益分岐点では、限界利益 = 固定費(利益ゼロ)