37PM100|第37回 管理栄養士国家試験 過去問
栄養教育論第37回午後・問98〜110
企業の管理栄養士が、中高年向けの新しい食事管理アプリを開発し、販売することになった。イノベーション普及理論の観察可能性(可観測性)に当たる内容として、最も適当なのはどれか。1 つ選べ。
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正解: 5
正答
5
この問題のポイント
イノベーション普及理論の「観察可能性(可観測性)」に当たる内容を選ぶ問題です。用語の意味を正確に理解しているかが問われます。
解説
イノベーション普及理論では、新しいものが普及しやすいかを5つの特性で説明します。相対的優位性、両立可能性、複雑性、試行可能性、観察可能性です。
観察可能性(可観測性)とは、その新しいものを使った結果や効果が、他者から見えやすいかどうかです。周りに見せられる、成果が目に見えると普及しやすくなります。
「スマートフォンで利用でき、仲間に見せられる」は、利用の様子を他者に見せられるため、観察可能性に当たります。
選択肢の確認
1.従来の食事管理アプリより、利用料金が安い。
最も適当とはいえない。他より優れている点なので、相対的優位性に当たります。
2.食事管理アプリの試用体験会を実施する。
最も適当とはいえない。実際に試せる機会なので、試行可能性に当たります。
3.毎日の食事内容の入力が簡単である。
最も適当とはいえない。使いやすさ(分かりやすさ)は複雑性の低さに当たります。
4.画面の文字が大きく、見やすい。
最も適当とはいえない。使いやすさに関する特性で、観察可能性ではありません。
5.スマートフォンで利用でき、仲間に見せられる。
最も適当である。使っている様子や成果を他者に見せられる点が、観察可能性に合致します。
覚えるポイント
- 観察可能性は「他者から結果や様子が見えるか」。
- 試行可能性は「試しに使えるか」、相対的優位性は「他より優れているか」。
- 複雑性は「分かりにくさ」で、低いほど普及しやすい。