37PM104|第37回 管理栄養士国家試験 過去問
栄養教育論第37回午後・問98〜110
減量を目的とした支援内容である。ナッジの考え方を活用した支援として、最も適当なのはどれか。1 つ選べ。
解答・解説を見る
正解: 4
正答
4
この問題のポイント
減量支援の中で「ナッジ」の考え方を活用したものを選ぶ問題です。ナッジの意味を理解しているかが問われます。
解説
ナッジとは、強制や大きなインセンティブを使わず、選択の環境をそっと変えることで、望ましい行動を自然に促す工夫です。本人が意識しなくても良い方向に誘導される点が特徴です。
ご飯茶碗を小さくすると、盛る量が自然と減り、食べる量が抑えられます。本人が努力しなくても環境の工夫で行動が変わるため、ナッジに当たります。
選択肢の確認
1.減量することのメリットを考えてもらう。
最も適当とはいえない。本人に考えさせる働きかけで、動機づけの技法です。ナッジではありません。
2.減量に成功したときのご褒美を考えてもらう。
最も適当とはいえない。報酬を用いる方法で、オペラント強化に近くナッジではありません。
3.食べたものを記録してもらう。
最も適当とはいえない。セルフモニタリングであり、本人の意識的な取組です。
4.ご飯茶碗を小さくすることを勧める。
最も適当である。環境(食器)を変えて自然に食べる量を減らす工夫で、ナッジに合致します。
5.栄養成分表示を見て、食品を選ぶように勧める。
最も適当とはいえない。本人が意識して選ぶ行動で、情報活用の働きかけです。
覚えるポイント
- ナッジは、選択環境をそっと変えて望ましい行動を自然に促す工夫。
- 強制や大きな報酬を使わないのが特徴。
- 食器を小さくする、目につく場所に置く、などが典型例。