37AM21|第37回 管理栄養士国家試験 過去問
人体の構造と機能及び疾病の成り立ち第37回午前・問17〜42
糖質代謝に関する記述である。最も適当なのはどれか。1 つ選べ。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
糖質代謝の各酵素・輸送体と糖新生の基質を理解しているかが問われています。
解説
ヘキソキナーゼはグルコースをグルコース6-リン酸に変える解糖系の最初の酵素です。
GLUT4はインスリン依存性で筋・脂肪組織に存在します。
グリセロールは脂肪(トリグリセリド)の分解で生じ、糖新生の基質になります。ロイシンとリシンは、炭素骨格からグルコースを作れない純ケト原性アミノ酸です。
選択肢の確認
1.グリセロールは、グリコーゲンの分解により生じる。
誤り。グリセロールはトリグリセリドの分解で生じます。
2.ヘキソキナーゼは、グルコースを基質とする。
最も適当である。ヘキソキナーゼはグルコースをリン酸化します。
3.グルコース輸送体4(GLUT4)は、肝細胞に存在する。
誤り。GLUT4は筋・脂肪組織に存在します(肝はGLUT2)。
4.アラニンは、筋肉でグルコースに変換される。
誤り。アラニンからのグルコース合成(糖新生)は肝臓で行われます。
5.ロイシンは、糖原性アミノ酸である。
誤り。ロイシンはリシンとともに純ケト原性アミノ酸で、糖新生の材料にはなりません。
覚えるポイント
- ヘキソキナーゼはグルコースを基質とする
- GLUT4は筋・脂肪、GLUT2は肝
- 糖新生は主に肝臓で行われ、ロイシンとリシンは純ケト原性