36PM155|第36回 管理栄養士国家試験 過去問
小・中学校における給食の栄養・食事計画に関する記述である。 最も適当なのはどれか。1 つ選べ。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
小・中学校における学校給食の栄養・食事計画の基本的な考え方を問う問題です。学校給食摂取基準の設定方法と、献立作成の位置づけがポイントです。
解説
学校給食は、学校給食法に基づき、児童生徒の心身の健全な発達と食に関する正しい理解・判断力を養うことを目的としています。給食は「生きた教材」であり、献立は食に関する指導の全体計画を踏まえて作成することが求められます。
学校給食摂取基準は、児童生徒の年齢区分(6〜7歳、8〜9歳、10〜11歳、12〜14歳など)別に設定されており、性別の区分はありません。また、献立作成は栄養教諭など学校側が行うべき業務であり、調理業務は委託できても献立作成業務は委託になじまないとされています。
選択肢の確認
1.学校給食摂取基準は、性・年齢別の基準が設定されている。
誤り。学校給食摂取基準は年齢区分別に設定されていますが、性別の基準は設定されていません。
2.献立は、食に関する指導の全体計画を踏まえて作成する。
最も適当。学校給食は食に関する指導の生きた教材であり、献立は各学校の食に関する指導の全体計画と関連づけて作成します。
3.残菜量を抑制するために、児童生徒が苦手とする食品の使用を避ける。
誤り。苦手な食品を避けるのではなく、調理の工夫や食に関する指導を通じて食べられるようにすることが学校給食の教育的役割です。
4.調理従事者の労務費を抑えるために、献立に地場産物を積極的に取り入れる。
誤り。地場産物の活用は、食育の推進や地域の食文化理解のためであり、労務費削減が目的ではありません。
5.献立作成業務は、学校給食の趣旨を十分に理解した業者に委託する。
誤り。献立作成は学校給食の根幹に関わる業務であり、委託せず設置者(学校側)が責任をもって行います。委託できるのは調理などの業務です。
覚えるポイント
- 学校給食摂取基準は年齢区分別で、性別の区分はない。
- 献立は食に関する指導の全体計画を踏まえて作成する(給食は生きた教材)。
- 献立作成業務は委託できない。地場産物の活用は食育のため。