36AM11|第36回 管理栄養士国家試験 過去問
高齢者の健康および骨・関節疾患に関する記述である。 誤っているのはどれか。1 つ選べ。
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正解: 5
正答
5
この問題のポイント
高齢者の低栄養、ロコモティブシンドローム、骨粗鬆症、変形性膝関節症について整理し、「誤っているもの」を選びます。
解説
健康日本21(第二次)では、65歳以上の高齢者についてBMI 20.0 kg/m²以下を低栄養傾向の指標とし、その割合の増加を抑える目標を設定しました。また、ロコモティブシンドロームを認知している国民の割合を増やすことも目標とされました。
ロコモティブシンドロームは、骨、関節、筋肉、神経などの運動器の障害によって移動機能が低下し、要介護となるリスクが高い状態です。やせは骨量低下と関連するため、骨粗鬆症予防では適正体重の維持が重要です。変形性膝関節症は高齢者、特に女性に多くみられます。
選択肢の確認
1.健康日本21(第二次)の目標設定においては、高齢者のBMI 20.0 kg/m²以下を「低栄養傾向」としている。
正しい。健康日本21(第二次)では、65歳以上のBMI 20.0 kg/m²以下を低栄養傾向の指標としています。
2.健康日本21(第二次)の目標では、ロコモティブシンドロームを認知している国民の割合を増加させることとしている。
正しい。ロコモティブシンドロームの認知度向上が目標項目に含まれています。
3.ロコモティブシンドロームは、運動器の障害が原因で要介護になるリスクの高い状態のことである。
正しい。運動器の障害により移動機能が低下し、要介護になるリスクが高い状態を指します。
4.骨粗鬆症の予防には、やせの防止が重要である。
正しい。低体重は骨量低下や骨折のリスクと関連するため、やせを防ぎ適正体重を保つことが重要です。
5.変形性膝関節症は、男性に多い疾患である。
誤り。変形性膝関節症は男性より女性に多くみられます。この問題で選ぶ選択肢です。
覚えるポイント
- 高齢者のBMI 20.0 kg/m²以下は、低栄養傾向の指標です。
- ロコモティブシンドロームは、運動器の障害によって要介護リスクが高い状態です。
- 変形性膝関節症は女性に多く、骨粗鬆症予防ではやせの防止も重要です。