36AM15|第36回 管理栄養士国家試験 過去問
社会・環境と健康第36回午前・問1〜16
母子保健に関する記述である。最も適当なのはどれか。1 つ選べ。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
母子健康手帳、未熟児養育医療、新生児期の検査、乳幼児健康診査について、実施時期と実施主体を整理します。
解説
母子健康手帳は、妊娠の届出をした人に市町村が交付します。掲載される乳幼児の身体発育曲線は、わが国の乳幼児身体発育調査の結果に基づいています。
未熟児養育医療は、入院して養育を受ける必要がある未熟児に対して医療を給付する制度で、市町村が実施します。先天性代謝異常等検査は、症状が現れる前に早期発見・早期治療につなげるため、新生児期に行います。1歳6か月児健康診査と3歳児健康診査には、歯科に関する診査も含まれます。
選択肢の確認
1.母子健康手帳は、児の出生届出時に交付される。
誤り。母子健康手帳は、児の出生届出時ではなく妊娠届出時に交付されます。
2.母子健康手帳には、WHO の定めた身体発育曲線が用いられている。
誤り。母子健康手帳の身体発育曲線は、WHOの基準ではなく、わが国の乳幼児身体発育調査に基づいて作成されています。
3.未熟児に対する養育医療の給付は、市町村が行う。
正しい。母子保健法に基づく未熟児養育医療の実施主体は市町村です。
4.先天性代謝異常等検査は、1 歳6 か月児健康診査で実施される。
誤り。先天性代謝異常等検査は、1歳6か月児健康診査ではなく新生児期の採血によって行います。
5.歯・口腔の診査は、3 歳児健康診査から開始される。
誤り。歯・口腔の診査は、3歳児健康診査より前の1歳6か月児健康診査でも行われます。
覚えるポイント
- 母子健康手帳は妊娠届出時に市町村が交付します。
- 未熟児養育医療の実施主体は市町村です。
- 先天性代謝異常等検査は新生児期、歯科診査は1歳6か月児健康診査でも行われます。