78PM67第78回 診療放射線技師国家試験 過去問

理工学・放射線科学医用電気機器の安全設備基準

医用電気機器の漏れ電流の許容値(JIS T 0601 - 1)で、複数の患者接続部がある CF 形装着部の単一故障状態における合計患者漏れ電流の許容値[μA]はどれか。

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正解: 4

正答

4.100

この問題のポイント

医用電気機器では、患者に流れる漏れ電流を安全な範囲に抑える必要があります。

この問題では、次の条件を正確に読むことが重要です。

  • CF形装着部
  • 複数の患者接続部がある
  • 単一故障状態
  • 合計患者漏れ電流

この条件での許容値は 100 μA です。

解説

装着部には、B形、BF形、CF形があります。

このうち CF形装着部 は、心臓へ直接適用される可能性がある装着部です。
心臓は微小な電流にも影響を受けやすいため、CF形では漏れ電流の許容値が厳しく設定されています。

ただし、本問は「1つの患者接続部」ではなく、複数の患者接続部がある場合の合計患者漏れ電流 を問うています。
さらに、通常状態ではなく 単一故障状態 です。

JIS T 0601-1における、複数の患者接続部があるCF形装着部の単一故障状態での合計患者漏れ電流の許容値は 100 μA です。

選択肢の確認

1.5
誤りです。
5 μAは本問の条件である、複数患者接続部の単一故障状態における合計患者漏れ電流の許容値ではありません。

2.10
誤りです。
10 μAはCF形装着部に関係する値として出題で混同しやすい数値ですが、本問の条件ではありません。
問題文の「複数の患者接続部」「単一故障状態」「合計患者漏れ電流」を見落とさないことが重要です。

3.50
誤りです。
50 μAも漏れ電流の許容値として出てきやすい数値ですが、本問で問われている合計患者漏れ電流の許容値ではありません。

4.100
正しいです。
複数の患者接続部があるCF形装着部において、単一故障状態での合計患者漏れ電流の許容値は 100 μA です。
これが本問の正答です。

5.500
誤りです。
500 μAはCF形装着部の条件としては大きすぎます。
心臓への適用を想定するCF形では、より厳しい基準が用いられます。

覚えるポイント

漏れ電流の問題では、次の条件を必ず確認します。

  • 装着部の種類:B形、BF形、CF形
  • 通常状態か単一故障状態か
  • 患者漏れ電流か、合計患者漏れ電流か
  • 患者接続部が単数か複数か

本問は、
CF形・複数患者接続部・単一故障状態・合計患者漏れ電流
の組合せです。

したがって、正しい選択肢は
4.100 μA
です。

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