78PM36第78回 診療放射線技師国家試験 過去問

医療安全管理学医療安全の基礎医療安全対策

検査時の本人確認で正しいのはどれか。

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正解: 2

正答

2.患者のリストバンドのバーコードで確認した。

この問題のポイント

検査時の本人確認では、患者取り違えを防ぐために、できるだけ客観的で確実な方法を用いることが重要です。

本人確認では、

  • 患者本人に名乗ってもらう
  • 患者IDなど複数の情報を照合する
  • リストバンドやバーコードを利用する
  • オーダ情報と照合する

といった方法が有効です。

この問題では、リストバンドのバーコードを用いて確認している 2 が最も適切です。

解説

患者確認では、「思い込み」や「聞き間違い」による誤認を避ける必要があります。

たとえば、医療者が患者氏名を読み上げて、患者が「はい」と答えるだけでは、聞き間違いや別人の返事による取り違えが起こる可能性があります。
また、ベッドの名札や付き添い者が持っている診察券だけで確認するのも、患者本人そのものを確認したことにはなりません。

リストバンドのバーコード確認では、患者に装着された識別情報を機械的に読み取り、検査オーダや患者情報と照合できます。
そのため、本人確認として適切です。

選択肢の確認

1.患者氏名と性別の組み合わせで確認した。
誤りです。
氏名と性別だけでは、同姓同名や情報の取り違えを十分に防げません。
本人確認では、患者ID、生年月日、リストバンドなど、より確実な識別情報を組み合わせて確認する必要があります。

2.患者のリストバンドのバーコードで確認した。
正しいです。
リストバンドは患者本人に装着されている識別情報であり、バーコードを読み取ることで患者情報と検査オーダを照合できます。
機械的・客観的に確認できるため、検査時の本人確認として適切です。

3.患者の意識が無いためベッドの名札で確認した。
誤りです。
ベッドの名札は、患者本人を直接確認する方法ではありません。
患者が意識障害などで名乗れない場合でも、リストバンド、診療録、患者ID、スタッフ間確認などを組み合わせて確認する必要があります。

4.小児患者の付き添い者が提示した診察券で確認した。
誤りです。
付き添い者の提示した診察券だけでは、患者本人との対応が確実とはいえません。
小児でも、リストバンドや患者ID、氏名・生年月日などを用いて、患者本人と検査オーダを照合する必要があります。

5.診療放射線技師が患者氏名を読み上げ、患者が「はい」と答えた。
誤りです。
医療者側が名前を読み上げる確認方法では、患者が聞き間違えたり、反射的に返事をしたりする可能性があります。
患者本人に氏名や生年月日を名乗ってもらう、またはリストバンドなどで確認する方法が望ましいです。

覚えるポイント

本人確認では、患者に「はい」と答えさせるだけでは不十分です。

  • 患者本人に名乗ってもらう
  • リストバンドで確認する
  • バーコードで患者情報と検査オーダを照合する
  • 患者IDや生年月日など複数情報を確認する

この問題では、最も確実で客観的な確認方法として、
2.患者のリストバンドのバーコードで確認した。
が正答です。

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