77PM65|第77回 診療放射線技師国家試験 過去問
理工学・放射線科学電磁気学の基礎電流と磁界
電界と磁界に関する量と単位の組合せで誤っているのはどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
この問題は、誤っている組合せを選ぶ問題です。
磁気抵抗の単位は A/Wb です。
選択肢 4 の A・Wb は積の単位になっており、磁気抵抗の単位として誤りです。
解説
電界と磁界に関する量では、物理量と単位を正確に対応させることが重要です。
透磁率は、磁界に対して物質がどれだけ磁束を通しやすいかを表す量で、単位は H/m です。
導電率は、電流の流れやすさを表す量で、単位は S/m です。
誘電率は、電界に対して物質がどれだけ電気分極しやすいかを表す量で、単位は F/m です。
電界の強さは、単位電荷に働く力に関係する量で、単位は V/m です。
一方、磁気抵抗は磁束の通りにくさを表します。磁気回路では、
- 磁気抵抗 = 起磁力 ÷ 磁束
で表されます。
起磁力の単位は A、磁束の単位は Wb なので、磁気抵抗の単位は A/Wb です。したがって、A・Wb とする選択肢 4 が誤りです。
ひっかけポイント
「A・Wb」と「A/Wb」はまったく意味が違います。
磁気抵抗は、磁束で割るので A/Wb と覚えます。
選択肢の確認
1.正しい組合せです。
透磁率の単位は H/m です。H はヘンリーで、磁界と磁束密度の関係に関わります。
2.正しい組合せです。
導電率の単位は S/m です。S はジーメンスで、電気の流れやすさを表します。
3.正しい組合せです。
誘電率の単位は F/m です。F はファラドで、電界中の電気分極や静電容量に関係します。
4.誤り。
磁気抵抗の単位は A/Wb です。選択肢の A・Wb は積の形であり、磁気抵抗の単位として誤っています。
5.正しい組合せです。
電界の強さの単位は V/m です。電位差を距離で割った量として理解できます。
覚えるポイント
- 透磁率:H/m
- 導電率:S/m
- 誘電率:F/m
- 電界の強さ:V/m
- 磁気抵抗:A/Wb
- 磁気抵抗は、起磁力 A を磁束 Wb で割る量です。