76AM62|第76回 診療放射線技師国家試験 過去問
基礎医学大要消化器、腹壁、腹膜肝・胆・膵の構造と機能
膵臓から分泌されるのはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
この問題では、内分泌臓器とホルモンの対応を問われています。
膵臓の内分泌部である ランゲルハンス島から分泌される代表的ホルモンは、インスリンと グルカゴンです。
選択肢の中では グルカゴンが膵臓から分泌されます。
解説
膵臓には、外分泌機能と内分泌機能があります。
外分泌機能では、膵液として消化酵素を十二指腸へ分泌します。
内分泌機能では、ランゲルハンス島から血糖調節に関わるホルモンを血中へ分泌します。
代表的には次のように整理します。
- α細胞:グルカゴン
- β細胞:インスリン
- δ細胞:ソマトスタチン
- PP細胞:膵ポリペプチド
グルカゴンは血糖値を上げる方向に働きます。肝臓でのグリコーゲン分解や糖新生を促進し、空腹時の血糖維持に重要です。
一方、インスリンは血糖値を下げる方向に働きます。
国家試験ではここを押さえる
膵臓 α細胞 = グルカゴン
膵臓 β細胞 = インスリン
この対応は頻出です。
選択肢の確認
1.正しい。
グルカゴンは膵臓のランゲルハンス島 α細胞から分泌されます。血糖値を上昇させるホルモンです。
2.誤り。
サイロキシンは甲状腺ホルモンです。甲状腺から分泌され、基礎代謝などに関与します。
3.誤り。
プロラクチンは下垂体前葉から分泌されます。乳汁分泌に関与するホルモンです。
4.誤り。
アルドステロンは副腎皮質球状帯から分泌されます。ナトリウム再吸収やカリウム排泄を促進し、体液量や血圧調節に関与します。
5.誤り。
プロゲステロンは主に卵巣の黄体や胎盤から分泌されます。子宮内膜の維持や妊娠維持に関与します。
覚えるポイント
- 膵臓には外分泌機能と内分泌機能があります。
- 膵臓のランゲルハンス島 α細胞はグルカゴンを分泌します。
- 膵臓のランゲルハンス島 β細胞はインスリンを分泌します。
- グルカゴンは血糖を上げ、インスリンは血糖を下げます。
- サイロキシンは甲状腺、プロラクチンは下垂体前葉、アルドステロンは副腎皮質、プロゲステロンは卵巣・胎盤です。