76AM3第76回 診療放射線技師国家試験 過去問

核医学診療技術学放射化学分離分離法

クロマトグラフィでカラムを必要としないのはどれか。

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正解: 3

正答

3

この問題のポイント

各クロマトグラフィで、固定相が カラム内にあるか薄い板状の層にあるかを問う問題です。

カラムを使わない代表は **薄層クロマトグラフィ〈TLC〉**です。

解説

クロマトグラフィは、固定相と移動相に対する成分の分配、吸着、イオン交換などの差を利用して物質を分離する方法です。

多くのクロマトグラフィでは、固定相を詰めた カラムを用います。

一方、薄層クロマトグラフィでは、ガラス板やプラスチック板などの上にシリカゲルやアルミナなどの薄い固定相を作り、そこを移動相が上昇して分離が起こります。

したがって、カラムを必要としないのは 薄層クロマトグラフィです。

選択肢の確認

1.誤り。
ガスクロマトグラフィは、固定相を入れたカラムを用い、気体を移動相として分離します。

2.誤り。
吸着クロマトグラフィは、吸着剤を固定相として用います。カラムを使う形式が代表的です。

3.正しい。
薄層クロマトグラフィは、板上の薄い固定相を用いて分離する方法であり、カラムを必要としません。

4.誤り。
高速液体クロマトグラフィ〈HPLC〉は、高圧で移動相をカラムに流して分離します。

5.誤り。
イオン交換クロマトグラフィは、イオン交換樹脂などを充填したカラムを用いることが多い方法です。

覚えるポイント

  • TLCは板を使うので、カラムを必要としません。
  • GCHPLCイオン交換クロマトグラフィはカラムを用いる代表です。
  • 「カラム不要」と聞かれたら、まず 薄層クロマトグラフィを考えます。

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