120B10第120回 医師国家試験 過去問

小児・周産期・女性医学産婦人科産婦人科総論

更年期障害の発症に最も関与するのはどれか。

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正解: b

正解

b エストロゲン

解説

更年期障害は、卵巣機能の低下に伴うエストロゲン分泌低下を背景として起こります。
ほてり、のぼせ、発汗、動悸などの血管運動神経症状に加え、不眠、抑うつ、いらいらなどの精神神経症状を伴うことがあります。

発症には加齢や心理社会的要因も関与しますが、最も中心となる内分泌学的要因はエストロゲン低下です。

各選択肢の検討

  • a アンドロゲン
    更年期障害の主因ではありません。

  • b エストロゲン
    正しい選択肢です。更年期障害に最も関与するホルモンです。

  • c 甲状腺ホルモン
    甲状腺機能異常は鑑別に挙がりますが、更年期障害の主因ではありません。

  • d プロゲステロン
    月経周期には関与しますが、更年期障害の中心的な病態ではありません。

  • e 副腎皮質ホルモン
    更年期障害の主因ではありません。

覚えるポイント

  • 更年期障害=卵巣機能低下+エストロゲン低下
  • 似た症状を示す甲状腺機能異常やうつ病などは鑑別に挙がります。
  • 国試では、症状の多彩さよりも、背景にあるエストロゲン低下を押さえることが重要です。

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