119C11|第119回 医師国家試験 過去問
脳・精神・感覚器・皮膚精神科統合失調症・精神症候
思路障害はどれか。
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正解: e
正解
e 滅裂思考
解説
思路障害は、思考の進み方やつながり方の障害です。
話の筋道や論理的な連続性が保てなくなり、考えがまとまらなくなります。
滅裂思考は、言葉同士のつながりが崩れ、全体として意味の通る思考の流れを作れない状態です。
そのため、思考内容の異常ではなく、思考過程の障害として捉えます。
各選択肢の整理
a 強迫観念
自分でも不合理と感じながら、反復して頭に浮かぶ観念です。
これは思考内容の異常であり、思路障害ではありません。b 思考吹入
他者によって考えを吹き込まれたと感じる作為体験です。
統合失調症でみられる自我障害の一つで、思路障害ではありません。c 心気妄想
重い病気にかかっていると確信する妄想です。
これも思考内容の障害です。d 広場恐怖
特定の場所や状況に対する強い恐怖で、不安症・恐怖症に分類されます。
思考過程の障害ではありません。e 滅裂思考
思考の流れが連続性を失い、論理的に破綻した状態です。
代表的な思路障害であり、正解です。
覚えるポイント
思路障害=思考の流れの障害
妄想や強迫観念=思考内容の障害