118D75第118回 医師国家試験 過去問

小児・周産期・女性医学小児科新生児・周産期

生後1時間の男児。在胎37週、4,000gで出生した。巨大児のために血糖の測定をおこなった。血液生化学所見:血糖25mg/dL。10%ブドウ糖液を用いて末梢静脈より輸液を開始することとした。糖の投与速度を4mg/kg/分とする。 1時間あたりの10%ブドウ糖液投与量を求めよ。 ただし、小数点以下の数値が得られた場合には、小数第2位を四捨五入すること。 解答:① . ② mL/時間

解答・解説を見る

正解: b

正解

b 9.6

計算の流れ

まず、必要な糖投与量を求めます。

  • 体重:4,000g = 4kg
  • 投与速度:4mg/kg/分

したがって、

4mg/kg/分 × 4kg = 16mg/分

次に、10%ブドウ糖液の濃度を確認します。

  • 10%ブドウ糖液
    = 10g / 100mL
    = 10,000mg / 100mL
    = 100mg/mL

よって必要な輸液速度は、

16mg/分 ÷ 100mg/mL = 0.16mL/分

これを 1 時間あたりに直すと、

0.16mL/分 × 60分 = 9.6mL/時間

答え

9.6mL/時間

ひっかけポイント

この問題で間違えやすいのは次の 3 点です。

  • 4,000g を 4kg に直し忘れる
  • 10%ブドウ糖液を 100mg/mL と変換し忘れる
  • 分あたりを時間あたりに直し忘れる

とくに、10%ブドウ糖液は
10g / 100mL = 100mg/mL
であることを確実に押さえることが重要です。

覚える式

新生児の糖投与量の計算では、

必要量(mL/時間) = GIR(mg/kg/分) × 体重(kg) × 60 ÷ 濃度(mg/mL)

という形で処理すると、計算ミスを減らせます。

関連問題

118D74118E1
学習アプリでこの問題を解く(記録・メモ・カード化)