118C64|第118回 医師国家試験 過去問
内科系消化器内科小腸・大腸・IBD
便潜血反応陽性であったため下部消化管内視鏡検査を行うこととした。 この患者への検査当日の前処置で適切なのはどれか。
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正解: c
正解
c 腸管洗浄液を内服する。
解説
下部消化管内視鏡では、粘膜全体をしっかり観察できるように、腸管内容物を十分に除去する前処置が必要である。
そのため、検査当日は腸管洗浄液を内服して腸内をきれいにする。
なぜ腸管洗浄液が必要か
- 便が残っていると病変を見落としやすい。
- 観察だけでなく、生検や内視鏡治療の安全性にも関わる。
- 通常はポリエチレングリコール製剤などを用いる。
各選択肢の検討
a 下半身を除毛する。
外科手術ではないため不要である。b 肛門周囲を消毒する。
軽い清拭は行うことがあるが、前処置の中心ではない。c 腸管洗浄液を内服する。
正しい。大腸内視鏡の基本的な前処置である。d バリウムを内服する。
造影検査用であり、内視鏡の視野を妨げるので不適切である。e ホルマリンを注腸する。
大腸内視鏡の前処置として行うものではない。
覚えるポイント
- 大腸内視鏡の前処置=腸管洗浄液
- 前処置の目的は、見落としを減らし、安全に観察することである。