118C29|第118回 医師国家試験 過去問
内科系血液血液総論
基準値に性差があるのはどれか。
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正解: e
正解
e 血中ヘモグロビン値
解説
基準値に明らかな性差がある代表的な検査項目は、ヘモグロビン値である。
一般に、男性のほうが女性より基準値が高く設定されている。
性差がある理由
- 男性ではアンドロゲンの影響で赤血球産生が促進される。
- 女性では月経による鉄喪失の影響もあり、平均的にヘモグロビン値がやや低い。
- そのため、貧血の判定基準も男女で異なる。
各選択肢の検討
a 血清Ca値
一般には男女で大きく分けた基準値は用いない。b 血清CRP値
炎症マーカーであり、通常は性差で基準値を分けない。c 動脈血PaO₂
年齢や呼吸状態の影響は受けるが、一般的な基準値で性差は設けない。d 血清アルブミン値
栄養状態や肝機能の影響が大きく、通常は男女別基準を強く意識しない。e 血中ヘモグロビン値
正しい。基準値に性差がある。
ひっかけポイント
- 性差がある検査値として、まずHbを押さえる。
- 他の項目は年齢差や病態差はあっても、日常的には男女別基準を用いないことが多い。
覚えるポイント
- Hbは男性のほうが高い。
- 貧血の判定では、男女差を意識する。