118C19|第118回 医師国家試験 過去問
総合診療・救急・ケア緩和ケア・在宅医療在宅医療・訪問看護
定期的な治療を要する患者で保険診療における訪問診療の対象となる要件はどれか。
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正解: b
正解
b 通院が困難な患者
解説
保険診療における訪問診療は、医師が計画的、定期的に患者宅などを訪れて診療する仕組みである。
対象となるのは、通院による療養が困難な患者であり、これが最も重要な要件である。
訪問診療の判断軸
- 計画的、定期的に行う診療である。
- 単なる急変対応ではない。
- 病名や生活状況だけで決まるのではなく、実際に通院が困難かどうかが重要である。
各選択肢の検討
a 認知症の患者
認知症があっても通院可能なら、訪問診療の要件を満たすとは限らない。b 通院が困難な患者
正しい。訪問診療の中心的な要件である。c 独居の高齢の患者
独居であること自体は社会的背景であり、医学的な通院困難をそのまま意味しない。d 胃瘻が造設されている患者
胃瘻があっても通院可能な場合はあり、これだけでは要件にならない。e 夜間に発熱した高齢の患者
これは急な対応を要する状況であり、往診の適応として考える。訪問診療の要件とは別である。
ひっかけポイント
- 認知症、独居、胃瘻といった背景は在宅医療を考える契機にはなるが、それだけで訪問診療の保険要件にはならない。
- 訪問診療と往診を区別することが重要である。
覚えるポイント
- 訪問診療=計画的、定期的
- 要件の中心は通院困難
- 急変時の単発対応は往診