117F33|第117回 医師国家試験 過去問
社会医学・医療システム公衆衛生疫学・保健統計
女性における肺、胃、膵、大腸および子宮の悪性新生物死亡数の推移を別に示す。 ⑤はどれか。
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正解: c
正解
c 膵
解説
この種の統計問題は、各がんの死亡数の長期的な推移パターンを覚えているかがポイントです。女性の主要ながん死亡数では、臓器ごとにかなり特徴的な変化があります。
膵がんの特徴
膵がん死亡数は、長期的にみると緩やかに増加する傾向を示します。胃がんのような明らかな減少でもなく、肺がんのような目立った増加でもないため、統計グラフでは独特の位置づけになります。したがって、⑤は膵と判断します。
他の選択肢との見分け方
- 肺
女性でも近年増加が目立つがんです。上昇傾向が比較的はっきりしています。 - 胃
長期的には減少傾向が重要です。統計問題では見分けやすい代表です。 - 大腸
増加してきた臓器として重要ですが、膵とは推移の印象が異なります。 - 子宮
死亡数は他の主要消化器がんや肺がんと比べると相対的に少なく、別の位置づけになります。
国試での覚え方
統計問題では、個々の数値を厳密に暗記するよりも、まず次の流れを押さえると解きやすくなります。
- 胃がんは減少
- 肺がんは増加
- 膵がんは緩やかに増加
- 大腸がんも増加傾向
- 子宮がんは比較的少ない群として見る
図がなくても、こうした推移パターンを頭に入れておくと対応しやすくなります。