117D9第117回 医師国家試験 過去問

内科系内分泌・代謝脂質・肥満・メタボ

家族性高コレステロール血症〈FH〉で最も認められるのはどれか。

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正解: e

正解

e アキレス腱の肥厚

解説

家族性高コレステロール血症、FH の代表的身体所見は、腱黄色腫である。
その中でも国試で最も典型的に問われるのが、アキレス腱の肥厚である。

なぜアキレス腱か

LDLコレステロールが著明に高い状態が続くと、コレステロールが腱に沈着して肥厚する。
FHでは若年から動脈硬化が進みやすく、この身体所見は診断の重要な手がかりになる。

各選択肢の検討

  • a 角膜混濁
    FHで典型なのは角膜混濁ではなく、角膜輪である。

  • b 扁桃腫大
    FHとは無関係である。

  • c 赤血球の変形
    FHの所見ではない。

  • d 手掌線条黄色腫
    これは家族性III型高脂血症で有名な所見である。

  • e アキレス腱の肥厚
    正しい。FHの典型所見である。

覚えるポイント

FH = 高LDL + 早発性動脈硬化 + アキレス腱肥厚で押さえる。

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