117C4|第117回 医師国家試験 過去問
総合診療・救急・ケア救急・集中治療災害医療・トリアージ
災害医療について正しいのはどれか。
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正解: d
正解
d トリアージは医師以外の医療職も行うことができる
解説
災害時のトリアージは、限られた医療資源を有効に使うために、傷病者の緊急度や重症度を迅速に判断する手順である。
この判断は医師だけに限られず、看護師や救急救命士など、訓練を受けた医療職が行うことができる。
したがって、正しいのは d である。
各選択肢の検討
a 災害拠点病院は市区町村が指定する。
誤りである。災害拠点病院を指定するのは都道府県である。b 災害現場では医師は救急救命士の指揮下に入る。
誤りである。災害現場では統一した指揮命令系統のもとで活動するが、医師が救急救命士の指揮下に入るという表現は適切でない。c 防災体制を整備する地域的単位を二次医療圏と呼ぶ。
誤りである。二次医療圏は通常の医療提供体制を考える区分であり、防災体制整備の地域単位そのものを指す語ではない。d トリアージは医師以外の医療職も行うことができる。
正しい。災害医療では、訓練を受けた医療職がトリアージに参加する。e 災害医療とは災害時健康危機管理支援チーム〈DHEAT〉の医療活動のことである。
誤りである。DHEATは保健、医療、公衆衛生面の支援を行うチームであり、災害医療全体を指すわけではない。
覚えるポイント
災害医療では、トリアージは医師だけの仕事ではない。
また、災害拠点病院は都道府県が指定することも頻出である。