116E25第116回 医師国家試験 過去問

内科系アレルギー・免疫アナフィラキシー・食物アレルギー

アナフィラキシーの患者に対する病歴聴取で最も必要性が低いのはどれか。

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正解: a

正解

  • a アトピー性皮膚炎の合併

解説

アナフィラキシーでは、まず原因抗原の同定が重要です。したがって病歴聴取では、直前の曝露歴を優先して確認します。

特に重要なのは、

  • 何を食べたか
  • 薬を飲んだか
  • 蜂に刺されたか
  • 食後に運動したか

です。

一方、アトピー性皮膚炎の合併はアレルギー素因として参考にはなりますが、その場で原因を絞り込むうえでの優先度は低くなります。

各選択肢の検討

  • a アトピー性皮膚炎の合併
    最も必要性が低い選択肢です。体質の情報としては有用でも、今回のアナフィラキシーの直接原因特定には結びつきにくいです。

  • b 直近の食事の内容
    重要です。食物アレルギーはアナフィラキシーの代表的原因です。

  • c 蜂に刺されたこと
    重要です。昆虫刺傷は典型的原因の一つです。

  • d 食後の運動
    重要です。食物依存性運動誘発アナフィラキシーを考えるために必要です。

  • e 内服薬
    重要です。抗菌薬、NSAIDなど薬剤性アナフィラキシーの確認が必要です。

ひっかけポイント

「アレルギー体質に関する情報」と「今回の発作の引き金になった情報」は別です。
この問題で優先されるのは、直前の原因曝露歴です。

覚えるポイント

アナフィラキシーの病歴でまず聞くのは、

  • 食物
  • 薬剤
  • 昆虫刺傷
  • 運動との関連

です。
体質や既往は補助情報ですが、原因検索の最優先項目ではありません。

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