115F26|第115回 医師国家試験 過去問
内科系感染症ウイルス・輸入感染症
2019年以前の我が国におけるインフルエンザについて、正しいのはどれか。
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正解: d
正解
d 他の年齢層に比べて高齢者の致死率が高い。
解説
2019年以前の我が国の季節性インフルエンザでは、高齢者ほど重症化しやすく、致死率が高いことが重要です。
背景には、基礎疾患の多さや免疫機能の低下があります。
各選択肢の整理
a 小児に比べて大人の罹患率が高い。
誤りです。罹患率は一般に小児で高いことが知られています。b 罹患数は1シーズンに1~2万人である。
誤りです。季節性インフルエンザの患者数はその規模ではなく、はるかに多いと考えます。c 4月から5月にかけて流行のピークがある。
誤りです。流行のピークは通常、冬季から早春にかけてで、4月から5月はピークではありません。d 他の年齢層に比べて高齢者の致死率が高い。
正しいです。高齢者は肺炎などの合併症を起こしやすく、死亡リスクが高くなります。e オセルタミビル耐性のウイルス株が90%以上を占める。
誤りです。そのような高率を占めるわけではありません。
ひっかけポイント
この問題では、罹患率が高い年齢層と致死率が高い年齢層を分けて考えることが重要です。
- かかりやすいのは小児
- 死亡しやすいのは高齢者
ここを混同すると a を選びやすくなります。
覚えるポイント
季節性インフルエンザでは、小児で流行しやすく、高齢者で重症化しやすいという整理が国試で重要です。