34PM74|第34回 柔道整復師国家試験 過去問
柔道整復理論・外傷学骨折各論頭部・顔面・脊椎・胸郭骨折
頸椎骨折の組合せで正しいのはどれか。
解答・解説を見る
正解: 1
正答
1
この問題のポイント
この問題では、頸椎骨折の名称と骨折型の対応が問われています。
代表的な外傷名は、発生部位と受傷機転をセットで覚えると整理しやすくなります。
解説
ジェファーソン骨折は、第1頸椎である環椎の破裂骨折です。頭頂部からの軸圧により、環椎が外側へ広がるように骨折します。
ハングマン骨折は、第2頸椎である軸椎の椎弓根部、関節突起間部の骨折で、外傷性軸椎すべりをきたす骨折です。軸椎椎体骨折そのものではありません。
ティアドロップ骨折は、頸椎椎体の前下縁などに涙滴状骨片を生じる重篤な骨折として扱います。チャンス骨折は、主に胸腰椎部の屈曲牽引損傷でみられる水平骨折です。
ひっかけポイント
ジェファーソン骨折は環椎、ハングマン骨折は軸椎の関節突起間部、チャンス骨折は胸腰椎部で整理します。
選択肢の確認
1.環椎破裂骨折-ジェファーソン(Jefferson)骨折
正しい。
ジェファーソン骨折は環椎破裂骨折です。頭頂部からの軸圧により発生しやすい骨折です。
2.軸椎椎体骨折-ハングマン骨折
誤り。
ハングマン骨折は軸椎の椎弓根部、関節突起間部の骨折で、外傷性軸椎すべりをきたします。軸椎椎体骨折との組合せは適切ではありません。
3.椎体破裂骨折-ティアドロップ骨折
誤り。
ティアドロップ骨折は椎体前下縁などに涙滴状骨片を生じる骨折で、単なる椎体破裂骨折とは区別します。
4.椎体前辺縁部骨折-チャンス(Chance)骨折
誤り。
チャンス骨折は主に胸腰椎部でみられる屈曲牽引損傷による水平骨折です。椎体前辺縁部骨折との組合せは適切ではありません。
覚えるポイント
- ジェファーソン骨折は環椎破裂骨折。
- ハングマン骨折は軸椎の関節突起間部骨折。
- ティアドロップ骨折は涙滴状骨片を伴う頸椎損傷。
- チャンス骨折は胸腰椎部の屈曲牽引損傷で重要。