34PM55|第34回 柔道整復師国家試験 過去問
病理学・一般臨床医学神経・画像・意識障害脳画像・脳卒中
脳梗塞で正しいのはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
この問題では、脳梗塞の病型と発症様式が問われています。
一過性脳虚血発作、アテローム血栓性脳梗塞、心原性脳塞栓症、ラクナ梗塞を区別します。
解説
脳梗塞では、発症前に一過性脳虚血発作、つまりTIAが先行することがあります。TIAは一時的な脳血流低下により、片麻痺、しびれ、構音障害、失語などが一過性に出現する状態です。
アテローム血栓性脳梗塞は、主に動脈硬化による血管狭窄や血栓形成が原因です。心房細動が重要なのは、心臓内に血栓ができて脳へ飛ぶ心原性脳塞栓症です。
心原性脳塞栓症は突然発症し、症状が完成しやすい傾向があります。階段状進行はアテローム血栓性脳梗塞などで問題になります。ラクナ梗塞は小血管病変による小さな梗塞で、意識障害を伴わないことが多いです。
臨床でのイメージ
一過性でも、片麻痺、ろれつ困難、顔面のゆがみ、視野異常があれば脳卒中の前ぶれとして緊急性があります。
選択肢の確認
1.20〜30%で一過性脳虚血が先行する。
正しい。
脳梗塞では一過性脳虚血発作が先行することがあります。一時的に症状が消えても、脳梗塞の前ぶれとして重要です。
2.アテローム血栓性脳梗塞は心房細動を合併する。
誤り。
心房細動が重要なのは心原性脳塞栓症です。アテローム血栓性脳梗塞は動脈硬化による血管狭窄や血栓形成が中心です。
3.心原性脳梗塞は階段状に進行する。
誤り。
心原性脳塞栓症は突然発症し、急速に症状が完成しやすい病型です。階段状進行はアテローム血栓性脳梗塞でみられることがあります。
4.ラクナ梗塞は意識障害を伴う。
誤り。
ラクナ梗塞は小血管病変による小梗塞で、意識障害を伴わないことが多いです。純粋運動麻痺など限局した症状が重要です。
覚えるポイント
- 脳梗塞では一過性脳虚血発作が先行することがある。
- 心房細動は心原性脳塞栓症と関連する。
- 心原性脳塞栓症は突然発症しやすい。
- ラクナ梗塞は小血管病変で、意識障害を伴わないことが多い。