33PM98第33回 柔道整復師国家試験 過去問

柔道整復理論・外傷学軟部組織損傷膝・大腿スポーツ障害

障害が起こりやすいのはどれか。

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正解: 3

正答

3

この問題のポイント

この問題では、膝関節の滑膜ヒダ障害で最も障害を起こしやすい部位が問われています。

滑膜ヒダは胎生期の隔壁の遺残で、膝関節内にみられることがあります。国家試験では、特に膝蓋内側滑膜ヒダが膝蓋骨内側や大腿骨内側顆と摩擦を起こし、疼痛やクリック感の原因になりやすい点を押さえます。

解説

膝関節の滑膜ヒダには、膝蓋上滑膜ヒダ、膝蓋下滑膜ヒダ、膝蓋内側滑膜ヒダ、膝蓋外側滑膜ヒダなどがあります。

このうち障害が問題となりやすいのは膝蓋内側滑膜ヒダです。膝の屈伸運動で大腿骨内側顆や膝蓋骨内側と擦れやすく、炎症、肥厚、疼痛、ひっかかり感、クリック感を生じることがあります。

ひっかけポイント
滑膜ヒダは複数ありますが、臨床的に障害として出題されやすいのは内側です。膝蓋骨周囲の痛みでは、半月板損傷や膝蓋大腿関節障害との鑑別も意識します。

選択肢の確認

1.膝蓋上滑膜ヒダ
誤り。
膝蓋上滑膜ヒダは膝蓋上包付近に関係する滑膜ヒダですが、滑膜ヒダ障害として最も典型的に問われる部位ではありません。

2.膝蓋下滑膜ヒダ
誤り。
膝蓋下滑膜ヒダは膝蓋下脂肪体付近に関係します。膝蓋内側滑膜ヒダほど、典型的な滑膜ヒダ障害の部位として扱われません。

3.膝蓋内側滑膜ヒダ
正しい。
膝蓋内側滑膜ヒダは、膝の屈伸時に大腿骨内側顆や膝蓋骨内側と摩擦を起こしやすく、疼痛やクリック感を生じやすい部位です。

4.膝蓋外側滑膜ヒダ
誤り。
膝蓋外側滑膜ヒダは、膝蓋内側滑膜ヒダに比べて障害として出題される頻度は高くありません。滑膜ヒダ障害では内側を優先して考えます。

覚えるポイント

  • 滑膜ヒダ障害で最も重要なのは膝蓋内側滑膜ヒダです。
  • 症状は膝前内側部痛、クリック感、ひっかかり感として出やすいです。
  • 半月板損傷、膝蓋大腿関節障害、膝蓋下脂肪体炎との鑑別も意識します。

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