34PM100|第34回 柔道整復師国家試験 過去問
柔道整復理論・外傷学軟部組織損傷膝・大腿スポーツ障害
病名と部位の組合せで正しいのはどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
この問題では、膝周囲のスポーツ障害と疼痛部位の組合せが問われています。
膝周囲痛は、膝蓋骨、腸脛靱帯、鵞足、膝蓋腱など、部位で整理すると選びやすくなります。
解説
有痛性分裂膝蓋骨は、分裂膝蓋骨に疼痛が生じた状態です。分裂膝蓋骨は膝蓋骨の外上方部にみられることが多く、スポーツ活動などで疼痛を生じることがあります。
鵞足炎は、脛骨近位内側の鵞足部に疼痛が出ます。膝窩部ではありません。
ランナー膝は、一般に腸脛靱帯炎を指し、膝外側、特に大腿骨外側上顆周囲の疼痛が重要です。ガーディ結節は腸脛靱帯の停止部ですが、ランナー膝の疼痛部位として問われる代表は大腿骨外側上顆周囲です。
ジャンパー膝は膝蓋腱付着部障害で、膝蓋骨下極や脛骨粗面周囲の疼痛が重要です。膝蓋骨内側縁部ではありません。
鑑別のポイント
膝の痛みは「内側下方なら鵞足」「外側なら腸脛靱帯」「膝蓋骨下極ならジャンパー膝」「膝蓋骨外上方なら有痛性分裂膝蓋骨」と部位で整理します。
選択肢の確認
1.鵞足炎-膝窩部
誤り。
鵞足炎は脛骨近位内側、つまり膝の内側やや下方に疼痛が出ます。膝窩部ではありません。
2.ランナー膝-ガーディ結節部
誤り。
ランナー膝は腸脛靱帯炎として扱われ、大腿骨外側上顆周囲で疼痛が出やすいです。ガーディ結節部との組合せは代表的な疼痛部位としては適切ではありません。
3.ジャンパー膝-膝蓋骨内側縁部
誤り。
ジャンパー膝は膝蓋腱付着部障害で、膝蓋骨下極や膝蓋腱部に疼痛が出ます。膝蓋骨内側縁部ではありません。
4.有痛性分裂膝蓋骨-膝蓋骨外上方部
正しい。
分裂膝蓋骨は膝蓋骨外上方部に多く、有痛性分裂膝蓋骨ではその部位に疼痛が出ます。この組合せは正しいです。
覚えるポイント
- 有痛性分裂膝蓋骨は膝蓋骨外上方部。
- 鵞足炎は脛骨近位内側。
- ランナー膝は大腿骨外側上顆周囲の腸脛靱帯炎。
- ジャンパー膝は膝蓋骨下極、膝蓋腱部の疼痛が重要。