33PM53|第33回 柔道整復師国家試験 過去問
病理学・一般臨床医学血液・腫瘍・輸血出血・貧血・輸血
急性出血の症状で誤っているのはどれか。
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正解: 3
正答
3.徐脈
この問題のポイント
急性出血では循環血液量が減少し、交感神経が亢進します。
その結果、一般に頻脈、血圧低下、顔面蒼白、冷汗などがみられます。
徐脈は急性出血の典型症状ではありません。
解説
急性出血では、血液量が急激に減少し、組織への血流が不足します。
身体は血圧を維持するために交感神経を活性化します。
交感神経が亢進すると、心拍数は増加し、末梢血管は収縮します。
そのため、脈拍は速くなり、皮膚は蒼白・冷感を呈し、冷汗がみられます。
出血量が多くなると、血圧低下、意識障害、ショックに進行します。
徐脈は、迷走神経反射や一部の特殊な状況でみられることはありますが、急性出血の一般的な症状としては不適切です。
したがって、誤っているのは徐脈です。
選択肢の確認
1.血圧低下
正しい。
出血量が増えると循環血液量が低下し、血圧低下をきたします。
2.全身蒼白
正しい。
末梢血管収縮や循環不全により、顔面や全身が蒼白になります。
3.徐脈
誤り。
急性出血では通常、交感神経亢進により頻脈となります。徐脈は典型ではありません。
4.冷汗
正しい。
交感神経亢進により冷汗がみられます。
覚えるポイント
- 急性出血では循環血液量が減る。
- 血圧低下、蒼白、冷汗がみられる。
- 脈拍は徐脈ではなく頻脈になりやすい。
- 大量出血ではショックに注意する。
- 冷汗と頻脈は急性循環不全の重要サイン。