33PM52|第33回 柔道整復師国家試験 過去問
関係法規・社会保障・医療安全医療制度・関係法規臓器移植
脳死と臓器移植で正しいのはどれか。2つ選べ。
2つ選択
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正解: 1・2
正答
1.脳死とは脳幹を含む全脳の不可逆的な機能喪失の状態である。
2.家族の同意があれば脳死下の臓器摘出は可能である。
この問題のポイント
脳死とは、脳幹を含む全脳の機能が不可逆的に失われた状態です。
臓器移植では、本人の意思表示や家族の承諾など、法的・倫理的要件を満たすことで、脳死下での臓器摘出が可能となります。
解説
脳死は、単なる深い昏睡ではありません。
脳幹を含めた全脳の機能が不可逆的に停止した状態です。
脳幹は呼吸、循環、意識の維持など生命維持に重要な機能を担っています。そのため、脳幹を含む全脳機能の不可逆的停止が脳死の本質です。
脳死下臓器提供では、法律に基づいた手続きが必要です。
本人が臓器提供を拒否していないことや、家族の承諾などの条件を満たすことで、臓器摘出が可能となります。
急性拒絶反応は、移植後数日から数か月の時期に起こりうる免疫反応であり、「3週以内」と限定するのは不適切です。
心臓移植の1年生存率は、一般に70〜80%より高い水準で扱われるため、この選択肢は不適切です。
選択肢の確認
1.脳死とは脳幹を含む全脳の不可逆的な機能喪失の状態である。
正しい。
脳死は、脳幹を含む全脳機能が不可逆的に失われた状態です。
2.家族の同意があれば脳死下の臓器摘出は可能である。
正しい。
法的要件を満たし、家族の承諾がある場合、脳死下での臓器摘出が可能です。
3.臓器移植の急性拒絶反応の時期は3週以内である。
誤り。
急性拒絶反応は移植後数日から数か月に起こりうるため、3週以内と限定するのは不適切です。
4.心臓移植の1年生存率は70〜80%である。
誤り。
心臓移植の1年生存率は一般にそれより高い水準で扱われます。この設問では誤りです。
覚えるポイント
- 脳死は脳幹を含む全脳機能の不可逆的喪失。
- 深昏睡とは異なる。
- 脳死下臓器提供には法的・倫理的手続きが必要。
- 家族の承諾は重要な条件となる。
- 急性拒絶反応は3週以内に限定されない。