33PM33|第33回 柔道整復師国家試験 過去問
病理学・一般臨床医学代謝・内分泌・膠原病糖尿病・内分泌疾患
肥満を呈するのはどれか。
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正解: 3
正答
3.クッシング症候群
この問題のポイント
クッシング症候群は、コルチゾール過剰により生じる疾患です。
特徴的に、中心性肥満、満月様顔貌、野牛肩などを呈します。
解説
クッシング症候群では、副腎皮質ホルモンであるコルチゾールが過剰になります。
コルチゾール過剰により、脂肪分布が変化し、体幹を中心に脂肪が蓄積します。
その結果、中心性肥満、満月様顔貌、野牛肩、皮膚線条、筋萎縮、高血圧、高血糖などがみられます。
アジソン病は副腎皮質機能低下症であり、体重減少、色素沈着、低血圧などがみられます。
褐色細胞腫ではカテコールアミン過剰により、発作性高血圧、頭痛、発汗、動悸などがみられます。
先端巨大症では成長ホルモン過剰により、手足や顔貌の肥大、下顎突出などがみられます。
したがって、肥満を呈する疾患として最も適切なのはクッシング症候群です。
選択肢の確認
1.アジソン病
誤り。
アジソン病では副腎皮質機能低下により、体重減少、倦怠感、色素沈着、低血圧などがみられます。
2.褐色細胞腫
誤り。
褐色細胞腫では高血圧、動悸、発汗、頭痛などが特徴です。肥満が代表所見ではありません。
3.クッシング症候群
正しい。
コルチゾール過剰により、中心性肥満や満月様顔貌を呈します。
4.先端巨大症
誤り。
先端巨大症では手足や顔貌の肥大がみられます。肥満が代表所見ではありません。
覚えるポイント
- クッシング症候群はコルチゾール過剰。
- 中心性肥満、満月様顔貌、野牛肩が特徴。
- アジソン病は副腎皮質機能低下で体重減少。
- 褐色細胞腫はカテコールアミン過剰。
- 先端巨大症は成長ホルモン過剰。