33AM95|第33回 柔道整復師国家試験 過去問
生理学・運動学呼吸・腎・消化・代謝水・電解質・代謝・体温
腎臓でカルシウムイオンの再吸収を促進するのはどれか。
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正解: 4
正答
4.副甲状腺ホルモン
この問題のポイント
副甲状腺ホルモン〈PTH〉は、血中カルシウム濃度を上げる方向に働きます。
腎臓では、カルシウムイオンの再吸収を促進します。
したがって、正しいのは副甲状腺ホルモンです。
解説
副甲状腺ホルモンは、上皮小体、つまり副甲状腺の主細胞から分泌されます。
血中カルシウム濃度が低下するとPTH分泌が促進されます。
PTHは骨、腎臓、腸管に関連して血中カルシウム濃度を上昇させます。
腎臓では、カルシウムイオンの再吸収を促進し、尿中へのカルシウム排泄を減らします。
また、リン酸の再吸収を抑制してリン酸排泄を促進します。
さらに、腎臓でビタミンDの活性化を促進し、活性型ビタミンDを介して腸管からのカルシウム吸収を高めます。
アルドステロンはナトリウム再吸収とカリウム排泄に関与します。
カルシトニンは血中カルシウムを低下させる方向に働きます。
成長ホルモンは成長や代謝に関与します。
選択肢の確認
1.アルドステロン
誤り。
アルドステロンは主にナトリウム再吸収とカリウム排泄を促進します。カルシウム再吸収の主役ではありません。
2.カルシトニン
誤り。
カルシトニンは血中カルシウム濃度を低下させる方向に働きます。
3.成長ホルモン
誤り。
成長ホルモンは骨や筋の成長、代謝調節に関与しますが、腎臓でのカルシウム再吸収を直接促進する主ホルモンではありません。
4.副甲状腺ホルモン
正しい。
PTHは腎臓でカルシウムイオンの再吸収を促進します。
覚えるポイント
- PTHは血中カルシウム濃度を上げる。
- 腎臓でカルシウム再吸収を促進する。
- PTHはリン酸排泄を促進する。
- PTHはビタミンD活性化も促進する。
- アルドステロンはNa・K、PTHはCaで整理する。