33AM96|第33回 柔道整復師国家試験 過去問
生理学・運動学血液・免疫・循環生理心周期・血管調節
毛細血管から間質に拡散するのはどれか。
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正解: 2
正答
2.酸素
この問題のポイント
毛細血管から間質へ移動する物質のうち、拡散によって移動しやすい代表は酸素です。
酸素は濃度差、正確には分圧差に従って、毛細血管内から組織間質へ拡散します。
解説
毛細血管では、血液と組織の間で物質交換が行われます。
酸素は赤血球のヘモグロビンによって運ばれ、組織で消費されるため、毛細血管内より組織側の酸素分圧が低くなります。
そのため、酸素は分圧差に従って毛細血管から間質へ拡散します。
二酸化炭素は逆に、組織で産生されるため、組織から血液側へ拡散します。
抗体やアルブミンは比較的大きなタンパク質であり、毛細血管壁を自由に拡散するものではありません。
白血球は炎症時などに血管外へ出ることがありますが、これは遊走・血管外遊出であり、単純な拡散ではありません。
したがって、毛細血管から間質に拡散するものは酸素です。
選択肢の確認
1.抗体
誤り。
抗体はタンパク質で分子量が大きく、酸素のように自由に拡散するものではありません。
2.酸素
正しい。
酸素は分圧差に従って毛細血管から間質へ拡散します。
3.白血球
誤り。
白血球は血管外遊出や遊走によって組織へ移動します。拡散ではありません。
4.アルブミン
誤り。
アルブミンは血漿タンパク質であり、通常は血管内に保持されます。膠質浸透圧の維持に重要です。
覚えるポイント
- 酸素は毛細血管から組織へ拡散する。
- 拡散は濃度差・分圧差に従う。
- 白血球は拡散ではなく血管外遊出。
- アルブミンは血管内の膠質浸透圧を保つ。
- 抗体やアルブミンは酸素のように自由拡散しにくい。