33AM120|第33回 柔道整復師国家試験 過去問
病理学・一般臨床医学病理総論・循環障害病因・遺伝
疾患と原因の組合せで正しいのはどれか。
解答・解説を見る
正解: 2
正答
2.血友病Aー第Ⅷ因子欠乏
この問題のポイント
血友病Aは、凝固第Ⅷ因子の欠乏または異常によって起こる先天性出血性疾患です。
したがって、正しい組合せは血友病Aー第Ⅷ因子欠乏です。
解説
血友病は、血液凝固因子の異常により出血しやすくなる疾患です。
血友病Aは第Ⅷ因子欠乏、血友病Bは第Ⅸ因子欠乏です。
関節内出血や筋肉内出血など、深部出血を起こしやすいことが特徴です。
壊血病はビタミンC欠乏で起こります。ビタミンCはコラーゲン合成に必要であり、不足すると血管壁が脆くなり、歯肉出血や皮下出血を生じます。
新生児メレナは、ビタミンK欠乏による凝固因子低下が原因として重要です。ビタミンKは第Ⅱ、Ⅶ、Ⅸ、Ⅹ因子などの合成に関与します。
特発性血小板減少性紫斑病〈ITP〉は、自己抗体により血小板が破壊され、血小板数が減少する疾患です。血管壁脆弱が主原因ではありません。
選択肢の確認
1.壊血病ービタミンK欠乏
誤り。
壊血病はビタミンC欠乏で起こります。
2.血友病Aー第Ⅷ因子欠乏
正しい。
血友病Aは第Ⅷ因子欠乏による出血性疾患です。
3.新生児メレナービタミンC欠乏
誤り。
新生児メレナはビタミンK欠乏による凝固障害が重要です。
4.特発性血小板減少性紫斑病ー血管壁脆弱
誤り。
ITPは自己免疫により血小板が減少する疾患です。血管壁脆弱が主因ではありません。
覚えるポイント
- 血友病Aは第Ⅷ因子欠乏。
- 血友病Bは第Ⅸ因子欠乏。
- 壊血病はビタミンC欠乏。
- 新生児メレナはビタミンK欠乏。
- ITPは血小板減少が本態。