32PM40|第32回 柔道整復師国家試験 過去問
生理学・運動学神経・歩行パーキンソン病・筋ジストロフィー
パーキンソン(Parkinson)病の症状はどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
パーキンソン病の四大症状は、安静時振戦、筋強剛、無動・寡動、姿勢反射障害です。
この中で選択肢にあるのは姿勢反射障害です。
解説
パーキンソン病は、中脳黒質のドパミン神経細胞の変性により起こる神経変性疾患です。
動作が遅くなる、筋がこわばる、安静時に手がふるえる、姿勢保持が難しく転びやすいなどの症状がみられます。
姿勢反射障害では、体が傾いたときに姿勢を立て直す反応が低下し、転倒しやすくなります。小刻み歩行、すくみ足、前傾姿勢も重要です。
痙縮は上位運動ニューロン障害でみられます。企図振戦は小脳障害でみられます。線維束収縮は下位運動ニューロン障害でみられ、筋萎縮性側索硬化症などで重要です。
鑑別のポイント
パーキンソン病は安静時振戦、小脳障害は企図振戦です。振戦の種類で原因が変わるため注意します。
選択肢の確認
1.痙縮
誤り。
痙縮は上位運動ニューロン障害でみられる筋緊張亢進です。パーキンソン病では筋強剛が重要です。
2.企図振戦
誤り。
企図振戦は、目標に近づくほど強くなる振戦で、小脳障害に特徴的です。パーキンソン病では安静時振戦が代表です。
3.線維束収縮
誤り。
線維束収縮は下位運動ニューロン障害でみられる所見です。筋萎縮性側索硬化症などで重要で、パーキンソン病の代表症状ではありません。
4.姿勢反射障害
正しい。
姿勢反射障害はパーキンソン病の主要症状の一つです。姿勢を立て直しにくくなり、転倒リスクが高まります。
覚えるポイント
- パーキンソン病の四大症状は安静時振戦、筋強剛、無動・寡動、姿勢反射障害。
- パーキンソン病では小刻み歩行やすくみ足も重要。
- 企図振戦は小脳障害。
- 線維束収縮は下位運動ニューロン障害。