32AM64|第32回 柔道整復師国家試験 過去問
解剖学・画像基礎内臓・脈管の解剖消化器・呼吸器・縦隔
腹壁の模式図を示す。虫垂の基部を反映するのはどれか。

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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
虫垂の基部は、体表では右上前腸骨棘と臍を結ぶ線上に反映されます。
代表的な体表指標はマックバーニー点です。
図では、患者の右側は画像の左側として読みます。右上前腸骨棘から臍へ向かう斜線上で、右上前腸骨棘寄りの点が1です。
解説
虫垂は盲腸から出る細い管状の器官です。
虫垂の根元である虫垂基部は、盲腸に連続する部分です。体表では、右上前腸骨棘と臍を結ぶ線上に投影されます。
この線上で、右上前腸骨棘から約3分の1、臍から約3分の2の位置にある点をマックバーニー点といいます。急性虫垂炎で圧痛点としても重要です。
図では、X印が臍を示し、左下の骨盤側の端が患者の右上前腸骨棘に相当します。その右上前腸骨棘から臍へ向かう斜線上で、外側寄りにある1が虫垂基部の体表投影です。
図で見るポイント
まず臍と右上前腸骨棘を確認します。次に、その2点を結ぶ斜線を見ます。虫垂基部は、この斜線上で右上前腸骨棘から約3分の1の点です。
選択肢の確認
1.1
正しい。
1は、図の斜線上で右上前腸骨棘寄りに示された点です。右上前腸骨棘と臍を結ぶ線上で、右上前腸骨棘から約3分の1の位置にあり、虫垂基部を反映するマックバーニー点に相当します。
2.2
誤り。
2は、右上前腸骨棘と臍を結ぶ斜線上にありますが、1よりも臍に近い位置です。虫垂基部を反映する代表点は、臍寄りではなく右上前腸骨棘寄りの1です。
3.3
誤り。
3は、左右の上前腸骨棘を結ぶ横線上の点です。虫垂基部の代表的体表投影は、右上前腸骨棘と臍を結ぶ斜線上で判断するため、3ではありません。
4.4
誤り。
4も、左右の上前腸骨棘を結ぶ横線上の点です。さらに図の中央から反対側寄りに位置しており、右下腹部の虫垂基部を反映する点ではありません。
覚えるポイント
- 虫垂は盲腸から出る。
- 虫垂基部の体表投影はマックバーニー点。
- マックバーニー点は、右上前腸骨棘と臍を結ぶ線上にある。
- 位置は右上前腸骨棘から約3分の1、臍から約3分の2。
- 前面図では、患者の右側は画像の左側として確認する。
