118D071|第118回 歯科医師国家試験 過去問
全身管理医学・全身疾患
法的な脳死判定基準に含まれるのはどれか。1 つ選べ。
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正解: e
正答
e
この問題のポイント
法的な脳死判定では、深い昏睡、瞳孔所見、脳幹反射の消失、平坦脳波、自発呼吸消失などを厳格に確認します。
解説
脳幹反射には対光反射、角膜反射、眼球頭反射、前庭反射、咽頭反射、咳反射などがあります。これらが消失していることは、脳幹機能が不可逆的に失われていることを示す重要な判定項目です。
低体温や薬物中毒などは脳機能を一時的に抑制し得るため除外条件です。脳死では人工呼吸管理下で心拍動が保たれるため、心停止は判定条件ではありません。
選択肢の確認
a.低体温
誤り。
低体温は脳反射や意識を抑制するため、脳死判定の前に除外・是正すべき状態です。
b.下顎呼吸
誤り。
下顎呼吸は異常呼吸であり、法的脳死判定の独立した基準ではありません。
c.除脳硬直
誤り。
除脳硬直は重篤な脳障害の所見ですが、法的脳死判定基準ではありません。
d.心拍動停止
誤り。
脳死状態でも人工呼吸により心拍動は維持され得るため、心拍動停止は判定基準ではありません。
e.脳幹反射消失
正しい。
脳幹反射消失は法的脳死判定基準に含まれます。
覚えるポイント
- 脳死判定では脳幹反射消失を確認します。
- 低体温・薬物影響などの可逆的原因を除外します。
- 脳死と心停止は同義ではありません。