118D056|第118回 歯科医師国家試験 過去問
歯科臨床小児歯科学
口腔外傷の予防のためのマウスガードで正しいのはどれか。2 つ選べ。
2つ選択
解答・解説を見る
正解: a・c
正答
a、c
この問題のポイント
マウスガードは口腔外傷を減らす保護装置です。使用後の清掃と、製作前の口腔内治療が重要です。
解説
使用後は流水で丁寧に洗い、必要に応じて適切な方法で清掃・乾燥して保管します。齲蝕や歯周炎がある状態で装置を作ると、適合の変化や病変悪化につながるため、可能な範囲で先に治療します。
交換期でもマウスガードは使用できますが、歯の萌出と顎成長に応じて頻回に適合確認・調整・再製作が必要です。マウスフォームドタイプは口腔内で軟化・適合させる市販型で、模型上で作るのはカスタムメイドタイプです。
選択肢の確認
a.使用後は丁寧に水洗いする。
正しい。
使用後は付着した唾液や汚れを丁寧に水洗いし、清潔に保管します。
b.歯の交換期には装着しない。
誤り。
歯の交換期でも外傷リスクがあれば使用できます。萌出・成長に合わせた調整と再製作が必要です。
c.製作前に齲蝕や歯周病の治療を行う。
正しい。
製作前に齲蝕や歯周病を治療し、健康で安定した口腔内状態を整えます。
d.装着によって歯の咬耗が進行しやすい。
誤り。
マウスガードは歯の咬耗や破折を予防する方向に働き、咬耗を進行させる装置ではありません。
e.マウスフォームドタイプは作業用模型上で製作する。
誤り。
マウスフォームドタイプは温水などで軟化して口腔内で適合させます。作業用模型上で製作するのはカスタムメイドタイプです。
覚えるポイント
- 使用後は水洗いし、清潔に保管します。
- 齲蝕・歯周病治療後に製作します。
- 交換期では成長に合わせて適合を繰り返し確認します。