118B075|第118回 歯科医師国家試験 過去問
歯科臨床小児歯科学
ラテックスアレルギーの小児が摂取すると、アレルギー症状がみられることのあ る食物はどれか。1 つ選べ。
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正解: e
正答
e
この問題のポイント
ラテックスと一部の果物には構造の似たタンパク質があり、交差反応を起こすラテックス・フルーツ症候群があります。
解説
ラテックスアレルギー患者では、アボカド、バナナ、キウイフルーツ、クリなどの摂取で口腔違和感、蕁麻疹、血管性浮腫、呼吸器症状、アナフィラキシーを起こすことがあります。
二分脊椎などで幼少期からラテックス製品への曝露が多い小児はハイリスクです。歯科診療ではラテックスを含まない手袋、ラバーダム、器材を準備します。
医療安全上のポイント
ラテックスアレルギー歴だけでなく、バナナ・アボカド・キウイ・クリへのアレルギー歴も確認します。
選択肢の確認
a.卵
誤り。
卵は小児の主要食物アレルゲンですが、ラテックス・フルーツ症候群の代表的交差反応食品ではありません。
b.か に
誤り。
かには甲殻類アレルギーの原因ですが、ラテックスとの代表的交差反応ではありません。
c.牛 乳
誤り。
牛乳も小児の主要食物アレルゲンですが、ラテックス・フルーツ症候群の代表ではありません。
d.小 麦
誤り。
小麦は小麦アレルギーや運動誘発アナフィラキシーに関係しますが、ラテックスとの代表的交差反応食品ではありません。
e.アボカド
正しい。
アボカドはラテックスとの交差反応が知られる代表的な食品です。
覚えるポイント
- ラテックス・フルーツ症候群はアボカド、バナナ、キウイ、クリが代表です。
- 歯科ではラテックスフリーの手袋・ラバーダムを用います。
- 重症例ではアナフィラキシーに備えます。