118A035第118回 歯科医師国家試験 過去問

歯科臨床歯内療法学

歯髄疾患・根尖性歯周疾患の治療に必要な診療情報と検査の組合せで正しいのは どれか。4 つ選べ。

4つ選択
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正解: a・b・c・d

正答

a、b、c、d

この問題のポイント

歯内療法の検査は、根管形態、歯の亀裂、歯髄反応、疼痛の原因歯、骨欠損など、何を知りたいかによって選びます。

解説

歯科用コーンビームCTは複雑な根管形態を三次元的に把握できます。楔応力検査は咬頭ごとに荷重を加え、クラックトゥースの咀嚼時痛を再現します。

温度診は冷刺激・温刺激に対する反応と持続時間を確認し、歯髄炎の評価に用います。麻酔診は局所麻酔で疼痛が消える範囲を確認し、原因部位を絞り込みます。

選択肢の確認

a.根管数 歯科用コーンビームCT
正しい。
CBCTは根管の数、分岐、癒合、未処置根管などの三次元的評価に有用です。

b.咀嚼時痛 楔応力検査
正しい。
咬頭へ選択的に力を加え、咬合時や開放時の疼痛を再現して歯冠亀裂を評価します。

c.持続性疼痛 温度診
正しい。
刺激除去後も疼痛が持続するかを確認し、不可逆性歯髄炎などの診断に役立てます。

d.疼痛原因部位 麻酔診
正しい。
関連痛などで原因歯が不明な場合、局所麻酔による疼痛変化から原因部位を絞り込みます。

e.フェネストレーション 偏心投影法
誤り。
偏心投影法は歯根や根管、重なった構造の位置関係を推定する方法です。皮質骨の窓状欠損であるフェネストレーションの評価には、触診や三次元画像がより適します。

覚えるポイント

  • 根管形態はCBCT、歯冠亀裂は楔応力検査です。
  • 温度診は歯髄反応と疼痛の持続をみます。
  • 麻酔診は原因歯・原因部位の特定に用います。

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