117C038|第117回 歯科医師国家試験 過去問
歯科臨床小児歯科学
7 歳の男児。下の前歯が生えてこないことを主訴として来院した。食事で困って いることはないが、いつ生えてくるか知りたいという。初診時の口腔内写真(別冊 No. 11A)とエックス線画像(別冊No. 11B)を別に示す。 現時点で確認できる永久歯数(本)はどれか。1 つ選べ。

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正解: d
正答
d
この問題のポイント
小児のエックス線画像では、萌出している永久歯と顎骨内の永久歯胚を重複なく数えることが重要です。
解説
7歳では第一大臼歯や切歯の萌出が進み、犬歯、小臼歯、第二大臼歯など多くの永久歯が歯胚として確認できます。先天欠如、未形成、画像範囲外の歯を区別し、左右・上下顎を順に数えます。
本問の画像で確認できる永久歯を合計すると19本です。永久歯の数を問う問題では、乳歯を含めないこと、同じ歯を口腔内写真とエックス線画像で二重に数えないことが重要です。
画像の確認
実画像では、萌出済みの永久歯に加え、パノラマ像内に未萌出の永久犬歯・小臼歯・大臼歯歯胚が多数写っている。乳歯と区別して像内の永久歯を数えると19本となり、正答dを支える。
選択肢の確認
a.6
誤り。
6本では、萌出永久歯や顎骨内の永久歯胚の多くを数え落としています。
b.13
誤り。
13本は画像上確認できる永久歯の総数より少ない値です。
c.17
誤り。
17本では2本不足します。左右・上下顎を系統的に数え直します。
d.19
正しい。
口腔内とエックス線画像で確認できる永久歯を重複なく数えると19本です。
e.23
誤り。
23本は画像上確認できない歯まで含めた過大な数です。
覚えるポイント
- 永久歯数には萌出歯と歯胚を含める。
- 乳歯を数えず、同じ永久歯を二重計上しない。
- 左右・上下顎を一定の順序で数える。