116D033|第116回 歯科医師国家試験 過去問
全身管理医学・全身疾患
要介護高齢者において低栄養が疑われるのはどれか。2 つ選べ。
2つ選択
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正解: a・c
正答
a、c
この問題のポイント
低栄養は、身体計測と血液検査を組み合わせて評価します。
解説
BMI 17.0は明らかな低体重で、エネルギー・栄養不足を疑います。アルブミン3.1 g/dLも低値であり、炎症、肝機能、体液状態などの影響を考慮しつつ低栄養の重要な手掛かりになります。
総蛋白7.5 g/dL、トリグリセリド100 mg/dL、総コレステロール170 mg/dLは、提示値だけから低栄養を示す明らかな異常とは判断しません。
選択肢の確認
a.BMI :17.0
正しい。BMI :17.0は低体重であり、要介護高齢者の低栄養を疑う所見です。
b.総タンパク〈TP〉 :7.5 g/dL
誤り。総タンパク〈TP〉 :7.5 g/dLは一般的な基準範囲内です。
c.アルブミン〈Alb〉 :3.1 g/dL
正しい。アルブミン〈Alb〉 :3.1 g/dLは低値で、低栄養を疑う所見です。
d.トリグリセリド〈TG〉 :100 mg/dL
誤り。トリグリセリド〈TG〉 :100 mg/dLは低栄養を直接示す値ではありません。
e.総コレステロール〈TC〉 :170 mg/dL
誤り。総コレステロール〈TC〉 :170 mg/dLは提示値だけで低栄養と判定する値ではありません。
覚えるポイント
- 低栄養では体重減少とBMIを確認します。
- アルブミンは炎症や肝疾患にも左右されます。
- 単一指標でなく摂取量、体重、筋量、検査値を総合します。