116B067|第116回 歯科医師国家試験 過去問
全身管理医学・全身疾患
慢性腎臓病〈CKD〉の重症度の評価に用いるのはどれか。1 つ選べ。
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正解: e
正答
e
この問題のポイント
CKDの重症度は腎機能と腎障害の程度を組み合わせて評価します。
解説
慢性腎臓病の重症度分類では、腎機能を示すeGFRの区分と、蛋白尿・アルブミン尿の区分、原疾患を組み合わせます。eGFRは血清クレアチニン、年齢、性別などから推算し、腎機能低下の程度をG1〜G5に分類する中心指標です。
選択肢の確認
a.AST
誤り。
ASTは肝細胞障害などの評価に用いる酵素で、CKD重症度分類の指標ではありません。
b.BNP
誤り。
BNPは心室負荷・心不全の評価に用い、CKD重症度分類の中心指標ではありません。
c.BUN
誤り。
BUNは腎機能低下で上昇しますが、食事、脱水、消化管出血などの影響を受け、CKD重症度区分の基本指標ではありません。
d.CRP
誤り。
CRPは炎症反応の指標で、CKDの腎機能区分には用いません。
e.eGFR
正しい。
eGFRは糸球体濾過量を推定し、CKDのG分類と重症度評価に用います。
覚えるポイント
- CKDは原疾患、GFR区分、蛋白尿区分で評価。
- eGFRは腎機能低下の程度を示す。
- BUNは腎機能以外の影響も受ける。