116B057|第116回 歯科医師国家試験 過去問
全身管理医学・全身疾患
安静時のヘモグロビン酸素飽和度と予想される血液酸素分圧〈PO2〉の組合せで正 しいのはどれか。1 つ選べ。 酸素飽和度 酸素分圧〈PO2〉 (%) (mmHg)
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正解: b
正答
b
この問題のポイント
酸素解離曲線の重要な目安である「SpO2 90%はPaO2 約60 mmHg」を覚えます。
解説
ヘモグロビン酸素解離曲線はS字状で、酸素飽和度90%はPaO2約60 mmHgに対応します。この点よりPaO2が低下すると曲線の急峻部に入り、わずかなPaO2低下でSpO2が急速に下がるため、臨床上重要な目安です。
選択肢の確認
a.100 90
誤った組合せです。
PaO2 90 mmHgでは酸素飽和度は通常97〜98%程度で、厳密に100%との組合せではありません。
b.90 60
正しい組合せです。
酸素飽和度90%とPaO2 60 mmHgは、酸素解離曲線の代表的対応関係です。
c.75 30
誤った組合せです。
酸素飽和度75%は混合静脈血でみられる値で、PaO2はおよそ40 mmHgが目安であり30 mmHgではありません。
d.60 20
誤った組合せです。
PaO2 20 mmHgでは酸素飽和度は60%よりさらに低くなることが多く、正しい対応ではありません。
e.50 10
誤った組合せです。
酸素飽和度50%に対応するP50は通常約26〜27 mmHgであり、10 mmHgではありません。
覚えるポイント
- SpO2 90%はPaO2約60 mmHg。
- P50は約26〜27 mmHg。
- 90%以下ではPaO2低下に伴いSpO2が急速に低下する。