116B030|第116回 歯科医師国家試験 過去問
基礎歯科医学病理・微生物・免疫
Ⅲ型アレルギーはどれか。1 つ選べ。
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正解: e
正答
e
この問題のポイント
アレルギー分類は、関与する免疫機序と代表疾患を対応させます。
解説
Ⅲ型アレルギーは、抗原と抗体からなる免疫複合体が組織に沈着し、補体活性化と好中球性炎症を引き起こす反応です。**全身性エリテマトーデス〈SLE〉**は代表的なⅢ型アレルギー疾患です。
選択肢の確認
a.気管支喘息
誤り。
気管支喘息の多くはIgEと肥満細胞が関与するⅠ型アレルギーです。
b.接触性皮膚炎
誤り。
接触性皮膚炎は感作T細胞が関与する遅延型のⅣ型アレルギーです。
c.アナフィラキシー
誤り。
アナフィラキシーはIgE依存性の即時型反応で、Ⅰ型アレルギーです。
d.自己免疫性溶血性貧血
誤り。
自己免疫性溶血性貧血は赤血球表面抗原に対する抗体が細胞障害を起こすⅡ型アレルギーです。
e.全身性エリテマトーデス
正しい。
SLEでは免疫複合体が腎臓、皮膚、関節などに沈着し、Ⅲ型アレルギーの機序が重要です。
覚えるポイント
- Ⅰ型はIgE・即時型、Ⅱ型は抗体による細胞障害、Ⅲ型は免疫複合体、Ⅳ型はT細胞。
- SLEはⅢ型、自己免疫性溶血性貧血はⅡ型。
- 接触性皮膚炎はⅣ型。