116A056|第116回 歯科医師国家試験 過去問
基礎歯科医学歯科理工学
【厚生労働省で採点除外・正答確定不能】 象牙質切削面のリン酸処理前後の走査電子顕微鏡像(別冊No. 15)を別に示す。 酸処理後に水洗、乾燥させた。 この処理で得られる効果はどれか。2 つ選べ。

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この問題は公式正答が公表されていないため、採点対象外です。
正答
正答確定不能(採点対象外)
提示条件または選択肢の問題により、正答を一意に確定できません。
公式の取扱い
厚生労働省は本問を「採点対象から除外する。」とし、理由を「設問文が不明瞭であるため。」と公表しています。公式正答値表は空欄です。
確定できない理由
リン酸処理後の像ではスメア層が除去され、象牙細管口が開いています。しかし、レジンタグ形成やモノマー浸透は接着材を適用した後に生じる現象であり、リン酸処理・水洗・乾燥だけの直接効果とは区別する必要があります。さらに象牙質を強く乾燥するとコラーゲン網が収縮し、接着性に不利になることがあります。設問中の『この処理』の範囲が不明瞭なため、2つの効果を確定できません。
学習上の整理
- 切削象牙質表面にはスメア層が形成され、象牙細管口を覆います。
- リン酸処理と水洗によりスメア層が除去され、象牙質表層が脱灰されます。
- 適切な湿潤状態を保ってプライマー・接着材を浸透させることで、樹脂含浸層やレジンタグが形成されます。
- 『前処理の直接効果』と『後続する接着操作まで含む最終効果』を分けて考えます。
画像の確認
実画像では、酸処理前の走査電子顕微鏡像で切削屑様のスメア層が表面と象牙細管口を覆い、酸処理・水洗・乾燥後には多数の円形象牙細管口が明瞭に開口している。公式正答は未設定のため材料名を補わず、酸処理によるスメア層除去と表面粗造化・細管開口を選択肢と照合する。