39PM8第39回 臨床工学技士国家試験 過去問

人体の構造と機能解剖生理筋・神経・泌尿器・消化器・内分泌

誤っているのはどれか。

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正解: 5

正答

5

この問題のポイント

この問題では、心臓の基本解剖が問われています。

特に、心室壁の厚さ、冠動脈の分枝、肺動脈の走行、房室弁、腱索の位置を整理しておく必要があります。

解説

心臓は、右心系が肺循環、左心系が体循環を担当します。

左室は全身へ血液を送り出すため高い圧を発生させる必要があり、右室より壁が厚くなっています。一方、右室は肺循環へ血液を送るため、左室ほど高圧を必要としません。

僧帽弁は左房と左室の間にある房室弁で、二尖弁です。三尖弁は右房と右室の間にあります。

腱索は、房室弁の弁尖と乳頭筋をつなぐ線維性構造です。弁が心房側へ反転することを防ぎ、逆流を防止します。腱索は心室内に存在し、心房に認められるという記述は誤りです。

ひっかけポイント
腱索は「房室弁に付く」ため心房側にあるように感じやすいですが、実際には乳頭筋とともに心室内にあります。

選択肢の確認

1.記述としては正しい。
右室は肺循環へ血液を送るため、左室より低圧系です。そのため右室壁は左室壁より薄いです。

2.記述としては正しい。
左冠動脈は主に前下行枝と回旋枝に分かれます。前下行枝は心室中隔前部や左室前壁に関係します。

3.記述としては正しい。
右肺動脈は肺動脈幹から分岐した後、上行大動脈の背側を通って右肺へ向かいます。

4.記述としては正しい。
僧帽弁は左房と左室の間にある二尖弁です。

5.正答。記述としては誤り。
腱索は心房ではなく、心室内で房室弁と乳頭筋をつなぐ構造です。弁の逸脱や逆流を防ぐ役割があります。

覚えるポイント

  • 左室壁は右室壁より厚いです。
  • 左冠動脈は前下行枝と回旋枝に分かれます。
  • 僧帽弁は二尖弁、三尖弁は右房室弁です。
  • 腱索と乳頭筋は心室内にあり、房室弁の逆流防止に関与します。

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